沖縄気象台は8日に説明会を開き、台風12号が暴風域を伴って11~12日ごろにかけて沖縄地方に接近し、沖縄本島地方と先島諸島では11日~12日ごろに暴風警報が出る可能性があるという見通しを示した。ただ、台風の発達度合いや進路は不確実性が高く、場合によっては10日夜遅くに暴風警報が出る可能性も否定できないという。
沖縄付近に高気圧があるため、台風の速度は暴風域を伴う11日ごろから遅くなり、沖縄地方に接近する11日以降、速度がゆっくりとなる予想となっている。11日以降、台風が複雑な動きをする可能性もあり、雨や風、波の影響は長期間になる恐れもあるという。気象台は最新の情報をホームページなどで確認するよう呼び掛けている。
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