8日に発生した台風12号が沖縄県知事選投開票日の11日に沖縄地方に接近する可能性が高いことを受けて、県選挙管理委員会は8日夕に臨時会議を開き、宮古島市の大神島の投票日を9日に前倒しすることを決めた。今後離島のある市町村を中心に、10日に繰り上げ投票する地域が出てくる可能性もある。
▼台風12号、11日にも沖縄本島、先島に暴風警報見通し(9月8日午後)
各市町村選管は台風の進路などについて情報収集し、対応を検討している。県選管は9日にも再度会議を開き、市町村選管の判断も踏まえて10日に繰り上げ投票する地域を決定する方針。
開票所がなく船舶で投票箱を運ぶ必要のある離島や橋で本島などと結ばれる地域は、台風の進路や規模によっては投票箱を開票所まで運べなく事態も想定される。
そのため県選管は海上保安庁や自衛隊のヘリコプターによる投票箱の空輸や、現地での臨時の開票所設置も検討している。
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