ちむどんどん第112話では、智(前田公輝)の嘘がきっかけで、賢秀(竜星涼)の3カ月遅れの誕生日パーティーが、暢子(黒島結菜)の店「ちむどんどん」で開かれました。パーティー直前に、清恵(佐津川愛美)を連れ帰りそこね、落ち込む賢秀。夜、居酒屋「あまゆ」で三郎(片岡鶴太郎)から掛けられた言葉で、あらためて自分の清恵への思いに気付き、気持ちを高ぶらせるのでした。
沖縄では誕生日パーティーとは別に、自分の干支の年を祝う「トゥシビー(生年祝い)」があります。年のはじめに健康長寿を先祖や火の神に願い、祝宴を開きます。トゥシビーは、数えで13歳、25歳、37歳…と12年おきと88歳にも行われます。88歳は「トーカチ」、97歳は「カジマヤー」と呼び、それぞれ旧暦8月8日と9月7日に、より盛大に祝います。一方、生まれ年は厄年ともされ、家の新築や結婚は避けた方が良いともいわれています。