10月23日投開票の那覇市長選挙の告示まで、16日で1カ月に迫った。15日時点で、「オール沖縄」勢力が擁立した前県議の翁長雄治氏(35)、自民党が推薦する前副市長の知念覚氏(58)、元ボクシング世界王者の平仲信明氏(58)の3氏(五十音順)が立候補を予定している。いずれも無所属新人での出馬を予定している。
翁長氏は11日に投開票された県知事選、県議補選とのセット戦術を展開し浸透を図った。近く事務所開きを予定する。
知念氏は8日に後援会を発足させた。支援者の会合に出るなど出馬への準備を進める。複数の事務所を設置する予定。
平仲氏は自民の知念氏擁立に不満を持つ企業が支援する。保守層の一部が分裂した形だ。今後、後援会を発足させる。
(伊佐尚記)
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