那覇市長選告示まで1カ月 翁長氏、知念氏、平仲氏が出馬へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
那覇市役所

 10月23日投開票の那覇市長選挙の告示まで、16日で1カ月に迫った。15日時点で、「オール沖縄」勢力が擁立した前県議の翁長雄治氏(35)、自民党が推薦する前副市長の知念覚氏(58)、元ボクシング世界王者の平仲信明氏(58)の3氏(五十音順)が立候補を予定している。いずれも無所属新人での出馬を予定している。

▼【まとめ】那覇市長選に関するニュースはこちら

 翁長氏は11日に投開票された県知事選、県議補選とのセット戦術を展開し浸透を図った。近く事務所開きを予定する。

 知念氏は8日に後援会を発足させた。支援者の会合に出るなど出馬への準備を進める。複数の事務所を設置する予定。

 平仲氏は自民の知念氏擁立に不満を持つ企業が支援する。保守層の一部が分裂した形だ。今後、後援会を発足させる。

 (伊佐尚記)


【関連記事】

▼「子どもが輝く市をつくる」 翁長氏が那覇市長選に出馬表明

▼那覇市長選、自民が知念氏擁立決定 立候補の決意示す

▼【深掘り】引退の城間那覇市長「火消し」に躍起 次期市長候補「辺野古新基地への政治姿勢問わない」発言

▼【全当選者一覧】統一地方選、沖縄県議補選の全選挙

▼やっぱり「カタカナ戦術」が主流! 沖縄の選挙ポスター 22年の49選挙を調査してみたら…