新型コロナウイルス感染者の発生届が26日から全国一律で簡略化されることを受け、沖縄県は同日から居住地別の感染者や自宅療養者数などの情報提供を省略する。県が定例の記者ブリーフィングで21日に報告した。
感染症総務課の城間敦課長によると、省略される情報は、11市や保健所管轄別の感染者のほか、自宅療養者、入院・療養等調整中、入院勧告解除確認中などの人数を想定しているという。新規感染者数と年代別人数は引き続き発表する。
発生届の対象が重症化リスクのある高齢者や妊婦などの4類型に限定され、それ以外の感染者は年代や人数のみの情報しか得られないため、簡略化するという。
また、発生届の簡略化によって県の抗原定性検査・陽性者登録センターの仕様変更が必要になるため、24日正午から25日午後12時まで受け付けを休止するという。
(嘉陽拓也)
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