豊見城市長選に3氏立候補 届け出締め切り 山川、徳元氏の事実上の一騎打ち 


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(左から)辻内岳晴氏、山川仁氏、徳元次人氏

 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選が2日告示され、同日午後5時で立候補の届け出が締め切られた。届け出順に、NPO法人理事で無所属新人の辻内岳晴氏(42)、2期目を目指す無所属現職の山川仁氏(48)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=、前市議で無所属新人の徳元次人氏(41)=自民、公明推薦=以外に届け出がなく、3氏による選挙戦が確定した。各政党や団体から支援を受ける山川氏と徳元氏の事実上の一騎打ちとなる見通し。投開票は9日。

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 市長選は現市政への評価や子育て支援、経済振興などが争点となる。

 豊見城市の1日現在の選挙人名簿登録者数は5万630人(男性2万4520人、女性2万6110人)。

 辻内岳晴氏(つじうち・たけはる)1980年2月29日生まれ。東京都出身。神奈川大卒。豊見城市高安在住でNPO法人理事や会社代表などを務めている。

 山川仁氏(やまかわ・ひとし) 1974年9月24日生まれ。市高嶺出身。産能短期大中退。衆院議員公設第一秘書などを経て、2011年に豊見城市議に初当選。2期目途中の18年8月に辞職し、同年10月の市長選で初当選した。

 徳元次人氏(とくもと・つぐと) 1981年6月24日生まれ。市真玉橋出身。小禄高卒。バス会社勤務などを経て、11年に市議選に初当選。3期目途中の22年8月末に市長選出馬で辞職。20年から22年5月まで自民党県連青年部長。

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