「翁長前知事の考え、薄れていった」城間那覇市長、「オール沖縄」の体制で指摘 超党派での再構築を主張


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城間幹子那覇市長

 城間幹子那覇市長は16日、報道陣に「右からも左からもまさにオール沖縄でやりたいと思っていた翁長雄志氏の考えが(体制としての)『オール沖縄』の中で薄れていった。オール沖縄の考えを再構築していかないとならないのではないか」と述べた。市長選に立候補した知念覚氏=自民、公明推薦=の応援演説後の取材に答えた。

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 再構築の形として「沖縄独特の他県にない課題を再結集(の軸に)して、沖縄の声として届ける」と自公も含めた超党派でのイメージを示した。

 城間氏が自公候補を支援することで、城間氏も支持する玉城デニー知事の政権に対する発言の訴求力が低下するとの見方があるとの質問には明確に答えず、その上で「私自身は自民党と一緒に選挙するわけではない」と述べた。
 ('22那覇市長選取材班)

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