第7回世界のウチナーンチュ大会の閉会式から一夜明けた4日、那覇空港では親族や知人らの帰国を見送る人の姿があった。5年後の大会での再会を誓い合い、別れを惜しみ互いに見えなくなるまで手を振り続けていた。
グアムから来た県系2世のナティビダ・オンゴースさん(65)は家族4人で大会に参加。叔母の森山絹代さん(89)と又吉悦子さん(71)に見送られ帰国の途についた。
ナティビダさんの大会参加は3度目。今回は初めて家族も連れてきた。「とても良かった。特に閉会式が良かった。またぜひ来たい」と大いに楽しんだ様子だった。
森山さんと又吉さんは「また来てほしい。次も元気で会いたい」と笑顔。6年ぶりの再会で家族みんなで食事をすることもでき、昔話に花を咲かせたという。森山さんは「寂しくなる。(5年後も)なるべく来てほしい」と話した。 (金盛文香)
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