沖縄県は23日、新たに558人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週同日に比べて1・56倍になった。新規感染者数が500人を超えるのは10月12日の613人以来となる。入院中の患者は102人おり、そのうち重症者が7人、中等症者が59人いる。
県全体の病床使用率は16・8%で、圏域別では本島が17・6%、宮古が10・8%、八重山が11・1%となっている。重症者用の病床使用率は17・5%。宿泊施設療養者は前日より20人増えて168人いる。
新規感染者を年代別にみると、30代が105人と最多で、続いて40代が84人、10代が70人、50代が66人などとなっている。 22日時点の直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は154・11人で、全国47位となっている。米軍関係者の新規感染者は2人の報告があった。
(中村優希)
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