沖縄県嘉手納町の嘉手納漁港近くの工事現場で13日午前9時半ごろ、ショベルカーでの掘削作業中に白煙が上がり、女性作業員が本島中部の病院に搬送された。県警やニライ消防によると、掘削中に地中にあった81ミリ迫撃砲弾(黄リン弾)が水道管の工事中に破裂したとみられる。
作業員は吐き気や呼吸難を訴えたが、命に別条ははいという。
黄リン弾は午前11時半に陸上自衛隊が回収した。県警は安全確保のために付近の交通を一時規制したが、午後1時5分に全面解除した。
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