うるま市に2000人収容のアリーナ建設計画 整備費126億円、運動公園内に 28年度使用開始を計画


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 【うるま】うるま市が市大田の具志川運動公園内に大規模イベントに対応可能な2千人収容規模のアリーナ建設を計画していることが15日、関係者への取材で分かった。周辺の公園整備を含めた概算整備費として、126億4千万円を見込む。財源は国などからの補助金の活用を検討している。

 2階建てで総面積は約1万8千平方メートル。採用する事業方式でスケジュールが異なるが、従来方式では2023年度に基本設計、25年度内に実施設計を終え、25年度後半に着工予定し、28年度から使用開始する計画。本年度内に事業方式を決定する予定だ。

 具志川総合グラウンドや具志川総合体育館がある場所に建設される。総合グラウンドの機能は全天候型に強化した与那城総合公園陸上競技場に移す。老朽化する具志川総合体育館の建て替えの必要性が出たことを受けて市総合アリーナ基本計画を10月に策定。多様なスポーツニーズに応え、防災拠点となる施設を見込む。
 (古川峻)


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