沖縄県は9日、新たに871人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。入院中は256人おり、そのうち重症が7人、中等症が121人いる。宿泊施設療養者は408人、自宅療養中が9898人いる。
県全体のコロナ専用の病床使用率は38・0%で、圏域別では本島が42・3%、宮古が15・2%、八重山が11・1%。
施設内感染などで県が支援に入っている社会福祉施設は79施設で、療養者は高齢者施設で218人、障がい者施設で87人いる。
新規感染者の年代別では、20代が187人と最多で、続いて30代が127人、40代が122人などとなっている。
新型コロナ相談に関する県のコールセンターは、連休明けの午前中は混み合うことが多いといい、感染症総務課の城間敦課長は「時間をおいてかけ直してもらうか、県のホームページを見て自分で対応していただくことになる」と話した。また抗原検査キットを使う場合は、国が承認した体外診断用医薬品を使うよう呼びかけた。
【関連記事】
▼【増えた?減った?ひと目でわかる】沖縄の新型コロナ最新情報
▼コロナ・インフルの同時検査キット、在庫不足に 沖縄県内、年末年始の患者急増で