沖縄で新たなコロナ感染871人、病床使用38%(1月10日朝)


この記事を書いた人 Avatar photo 山城 祐樹
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は9日、新たに871人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。入院中は256人おり、そのうち重症が7人、中等症が121人いる。宿泊施設療養者は408人、自宅療養中が9898人いる。

沖縄、新型コロナとインフル同時感染を確認

 県全体のコロナ専用の病床使用率は38・0%で、圏域別では本島が42・3%、宮古が15・2%、八重山が11・1%。

 施設内感染などで県が支援に入っている社会福祉施設は79施設で、療養者は高齢者施設で218人、障がい者施設で87人いる。

 新規感染者の年代別では、20代が187人と最多で、続いて30代が127人、40代が122人などとなっている。

 新型コロナ相談に関する県のコールセンターは、連休明けの午前中は混み合うことが多いといい、感染症総務課の城間敦課長は「時間をおいてかけ直してもらうか、県のホームページを見て自分で対応していただくことになる」と話した。また抗原検査キットを使う場合は、国が承認した体外診断用医薬品を使うよう呼びかけた。


【関連記事】

▼【増えた?減った?ひと目でわかる】沖縄の新型コロナ最新情報

▼コロナ・インフルの同時検査キット、在庫不足に 沖縄県内、年末年始の患者急増で

▼医師有志ら、沖縄でコロナ収束後の医療整備求める 「ゼロに戻さず県民の命守る体制を」

▼二転三転で政府に翻弄 香港便容認 県内安堵も改善求める

▼沖縄インフル全国最多…流行注意報目前