思い出胸に、学びや巣立つ 昭和薬科大付属高で卒業式 沖縄県内で最も早く


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後輩から拍手で祝福される卒業生ら=4日、浦添市の昭和薬科大学付属高校

 沖縄県浦添市の昭和薬科大付属高で4日、県内の高校で最も早い卒業式が開催された。担任が1人ずつ名前を読み上げ、卒業生201人が卒業証書を手にした。保護者や在校生、教員らに見守られながら学びやを巣立った。

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 諸見里明校長は米航空宇宙局(NASA)の飛行士採用試験で最後に見極められるのは協調性であることを紹介し「長い社会生活の中で自己を主張することも必要かもしれない。しかし、ふと立ち止まって協調性を思い出してほしい」と激励した。

 卒業生を代表して喜友名孝明さんが「一緒に学んでおしゃべりする、何げない日常が好きだった。寂しいけれど、ここで過ごした6年間は一生の宝物だ。ありがとう」と答辞を述べた。沖縄カトリック高は10日、沖縄尚学高は12日、興南高校は3月1日に卒業式を行う予定。

(金盛文香、写真も)


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