【東京】沖縄県与那国町議会の大宜見浩利副議長らが9日、防衛省を訪れ、町内に避難シェルターを早期に設置するよう要請した。2022年12月の町議会で賛成多数で可決した、一刻も早いシェルター設置を求める意見書を手渡した。
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要請を終えた嵩西茂則町議によると、浜田靖一防衛相はシェルター設置が必要だとの認識を示し「内閣官房と調整しながら検討していく」と答えた。
嵩西氏は「台湾有事のや国民保護の観点から町民は不安を抱いており、一時的な避難場所としてシェルターの設置が必要だ。(浜田氏から)今般の情勢の中で(設置が)必要だという認識は示してもらった」と振り返った。
(明真南斗)
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