光沢のある空包が沖縄県道に 米軍が訓練中に使用?落下したもの? 東村高江の北部訓練場メインゲート付近


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県道70号に落ちていた米軍のものとみられる空砲=5日、東村高江(宮城秋乃さん提供)

 【東】5日午前0時半ごろ、東村高江の県道70号で不発とみられる空包1個が落ちているのが見つかった。現場は北部訓練場メインゲート付近で、米軍が訓練中に使用、または落下させた可能性もある。

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 同訓練場跡地で問題となっている米軍廃棄物を調査・告発しているチョウ類研究者の宮城秋乃さんが発見した。光沢があり、比較的新しい物とみられる。名護署の警察官が現場を確認し、回収したという。

 宮城さんは「米軍の弾薬の管理がずさんなのは沖縄だからではないか。県警は火薬類取締法違反についてもしっかり捜査してほしい」と話した。


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