那覇市議会議長選、与党・野原氏と野党・古堅氏が立候補 野党は多和田氏も検討 きょう実施


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
久高友弘氏の議長辞職願を許可した那覇市議会=7日、同議会本会議場

 久高友弘氏の那覇市議会議長辞職を受け、9日に実施される同市議会の議長選挙で、与党の野原嘉孝副議長(公明)と野党の古堅茂治氏(共産)が8日、立候補を届け出た。野党の多和田栄子氏(ニライ)も立候補を検討している。

▼那覇市議会、久高氏の議長辞職を許可 5000万円授受問題

 意欲を示していた与党の自民党系の会派「自由民主」の山川典二氏と粟國彰氏は立候補を断念した。自公の候補が一本化されたことにより、野原氏が当選する公算が大きい。

 粟國氏は立候補を断念した理由について、辞職した久高氏が会派「自民党」出身であるため、自民党系会派からの立候補は「自粛すべき」との意見が党内でもあったと説明した。

(伊佐尚記)

【関連記事】

▼那覇市議会の久高議長、不動産会社から議長室で5000万円受け取る

▼【経過表】久高氏、市有地巡り当局を複数回追及 所有権を主張する女性支援

▼【動画あり】久高氏「法に触れていない」 5000万円授受巡り各派代表者会議

▼各派代表者会議での久高氏と各会派代表との主な質疑

▼【記者解説】久高氏5000万円の授受問題、求められる説明責任