搭乗隊員のヘルメット1個を洋上で回収 宮古沖陸自ヘリ事故


この記事を書いた人 アバター画像 與那嶺 松一郎
陸上自衛隊が見つけた自衛隊員のヘルメット=9日、宮古島市伊良部島(陸自提供)

 沖縄県宮古島市沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、自衛隊は10日、搭乗者に貸与されていたヘルメット一つを9日に海上で発見していたと明らかにした。関係者によると、外観からは大きく破損した状況は見受けられないという。一方、10日正午時点で、隊員10人の安否に直接かかわる手がかりは得られてない。

 ヘルメットの発見場所は伊良部島の佐良浜海岸の沖合。陸自が海に浮いているのを見つけ、ボートで回収した。陸自はヘルメットに記された番号から、UH60JA多用途ヘリコプターに搭乗していた隊員に貸与されているものと特定した。


【関連記事】

▼【写真】燃料タンクとみられる漂流物を回収 陸自ヘリ事故 

▼【動画】不明ヘリか 飛行中とらえた動画 宮古沖陸自ヘリ事故 「どうか生きて帰って」

▼【写真】10地点に浮遊物12個を確認 「陸上自衛隊」と記載も

▼【速報】陸自ヘリ不明の海域で「人が浮いている」と通報 沖縄・宮古島沖

▼なぜ熊本の第8師団が宮古島に