沖縄県宮古島市沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、自衛隊は10日、搭乗者に貸与されていたヘルメット一つを9日に海上で発見していたと明らかにした。関係者によると、外観からは大きく破損した状況は見受けられないという。一方、10日正午時点で、隊員10人の安否に直接かかわる手がかりは得られてない。
ヘルメットの発見場所は伊良部島の佐良浜海岸の沖合。陸自が海に浮いているのを見つけ、ボートで回収した。陸自はヘルメットに記された番号から、UH60JA多用途ヘリコプターに搭乗していた隊員に貸与されているものと特定した。
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