5月8日は何の日だった? 名護市中山区で4年ぶりの祭り


この記事を書いた人 琉球新報社
ゴーヤーの日に合わせた「ゴーヤー祭り」で、ゴーヤーを買い求める来場者ら=8日、名護市の中山区公民館

 【名護】5月8日の「ゴーヤーの日」に合わせ、名護市中山区は「ゴーヤー祭り」を同区公民館で開いた。新型コロナウイルスの影響を受け、4年ぶりの開催。同区で収穫されたゴーヤーが1本58円で約100キロ販売され、名護市内外から多くの人が訪れて買い求めていた。

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 中山区は2002年に「ゴーヤーの里宣言」をして、ゴーヤーを通した地域づくりを推進してきた。同日は麺にゴーヤーを練り込み、区民で手作りしたという「ゴーヤーそば」も580円で販売し、来場者が舌鼓を打った。県立農業大学校の野菜専攻の学生らによる野菜販売などもあった。

 この日に合わせて、髪を緑色に染めたという川野圭輔区長は「今後もゴーヤーを中心に特産物や文化を発信し、地域の発展にまい進していきたい。この地域の魅力を県内外へ伝えていきたい」とあいさつした。

 娘と孫と共に初めて祭りに参加したという安里スマ子さん(69)=名護市=はゴーヤーそばを食べて「少し苦みがあり、普通の麺より柔らかい感じがする。とてもおいしい」と話した。
 (池田哲平)

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