「戦艦大和」の乗組員も 沖縄・平和の礎に追加刻銘365人 県が発表


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
平和の礎(資料写真)

 沖縄県は1日、沖縄戦の戦没者の名前を刻む糸満市摩文仁の「平和の礎(いしじ)」に、新たに365人を追加刻銘すると発表した。

 県外出身者は341人で、そのうち296人は広島県民。295人は1945年4月7日に鹿児島県沖で撃沈された戦艦大和などの乗組員という。

 県女性力・平和推進課によると、追加刻銘の内訳は県内24人、県外341人。二重刻銘の4人を削除した上で刻銘者は計22万7457人となる。

  ▼戦艦大和の乗組員の「刻銘」働きかけた広島の研究者の願い

 県内市町村別では那覇市7人、今帰仁村4人、本部町、宮古島市(旧伊良部町)各3人、名護市2人、大宜味村、宜野湾市、糸満市、久米島町(旧仲里村)、座間味村が各1人。

 県外は広島296人、愛知10人、岡山9人、青森と岩手各5人、神奈川、富山各3人、鳥取と香川各2人、山形と新潟、福井、愛知、京都、佐賀県が各1人。

 広島県社会援護課によると、追加刻銘では過去最多の人数になる。遺骨収集ボランティアの南埜安男さんや沖縄戦体験者への聴取活動を続けてきた広島経済大名誉教授の故岡本貞雄さんらの調査によるもので、昨年も広島県の船員軍属24人が刻銘されている。
(嘉陽拓也)

【関連記事】

▼「平和の礎」はいかにして創られたか

▼【動画】3分で知る沖縄戦

▼ミスチル、サザン、モンパチ、HY…【#慰霊の日に聴きたい歌】

▼沖縄「慰霊の日」なぜ6月23日?実は紆余曲折の歴史

▼ツイート男性が感じるパラレルワールド、沖縄戦写真「カラー化は76年越しの会話」