【東京】防衛省は24日、米軍の北部訓練場や嘉手納基地、ホワイトビーチなどで複数の提供施設を整備することで日米合同委員会で合意したと発表した。嘉手納基地では約60億円で家族住宅8棟40戸を新たに整備する。既存の住宅が老朽化しているためだという。
北部訓練場やトリイ通信施設では単身者用の宿舎で、事業費はそれぞれ約14億円、約39億円を見込んでいる。
ホワイトビーチでは既存の消防署が狭く、キャンプ瑞慶覧は既存の消防署が老朽化しているとしてそれぞれ建て替える計画だ。
キャンプ瑞慶覧内の米軍施設内で雨水排水路を整備する。返還された西普天間住宅地区跡地の整備に伴って米軍提供区域内に雨水が流れ込むためと説明した。
(明真南斗)