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市長とのツーショットに感激 ユーモアいっぱい喜納さん、新100歳の祝福に「ただただありがとう」 那覇市の慶祝訪問


市長とのツーショットに感激 ユーモアいっぱい喜納さん、新100歳の祝福に「ただただありがとう」 那覇市の慶祝訪問 今年100歳を迎え、知念覚那覇市長の慶祝訪問を受けた喜納文子さん(後列右から3人目)=18日、那覇市泊
この記事を書いた人 琉球新報社

 敬老の日の18日、那覇市に住む新100歳の長寿者を祝う慶祝訪問が行われた。知念覚那覇市長が那覇市泊の喜納文子さんなどの自宅を訪れ、記念品を贈呈して長寿を祝福した。

 喜納さんは1923年6月、本部町北里で生まれた。戦時中は三重県や愛知県で仕事をし、戦後は那覇市の新天地市場で子ども服や学校の制服を売る店を経営してきた。

 喜納さんに記念品などを手渡した知念市長は「100歳まで生きることができ、本当にみんなが喜んでいます。今日は本当におめでとうございます」と祝福した。

 紅型の着物を羽織った喜納さんは話すことが大好きで、終始ユーモアたっぷりの会話で周りを笑わせた。喜納さんは「こんなに長生きするとは思わなかった。ただただありがとうの言葉しかありません」と、顔をほころばせた。喜納さんは知念市長のファンだといい、市長とのツーショットを撮った際に感激した様子を見せた。

 この日、知念市長は同市安里の久場須磨子さん宅も訪れた。 (玉寄光太)