国土交通省大阪航空局那覇空港事務所によると22日午後6時40分ごろ、那覇空港発久米島空港行きの琉球エアーコミューター(RAC)883便が久米島空港に向け降下中、主翼にあるフラップと呼ばれる装置の異常を示す警告灯が点灯した。最終の着陸態勢に入っていたものの、機長が引き返しを決め、午後7時24分に那覇空港に着陸した。乗客乗員50人にけがはなかった。
機体はデ・ハビランド・カナダ社製のボンバルディアDHC―8―400。11日と12日にフラップ異常を示す警告灯が点灯し那覇空港に引き返した機体と同じ。同機の引き返しは今月3回目となる。同便は別の機体に変更し、再運航した。 (渡真利優人)