ホームセンターさくもと浦添店、築41年の本館を建て替えへ　来年1月末で閉店、新装開店は2025年以降

　浦添市牧港のホームセンターさくもと浦添店の本館が、施設老朽化のため2024年1月末で閉店することが7日、分かった。24年2月から施設を建て替える大規模工事を実施する。25年以降に新装開店する予定だが、具体的な時期は今後調整するという。カー用品やレジャー用品を扱う別館や洗車機は、本館の工事期間中も通常通り営業する。

　さくもとは、佐久本工機（浦添市牧港）のホームセンター事業として1982年に始まり、浦添店は1号店として開店した。日用大工用品や園芸用品などを取り扱い、現在は県内に4店舗を展開する。

　浦添店の伊計徹昭店長によると、同店本館は創業当初から使用しているため建物の内外装などが老朽化し、修繕が必要になっていた。建て替え後はDIY用品、園芸用品の売場を拡充し、利用者のニーズに応えていくという。

　工事を前に本館では12月31日まで閉店セールを実施しており、一部商品を除き全品10％割引で販売する。伊計店長は「創業から41年、多くの地域住民にご愛用いただいてきた。ぜひ還元セールでお得に買い物してもらいたい」と呼びかけた。（当銘千絵）