【辺野古問題取材班】沖縄県にある米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、軟弱地盤のある大浦湾側への石材投入に関連した作業が15日も始まった。
石材を投入する機材を積んだ台船に、午前9時45分頃、石材を積んだガット船(運搬船)が接岸した。同9時57分にガット船から台船へ石材の積み替えが始まった。石材の投入は午前10時現在、行われていない。
台船の周辺海域では、ヘリ基地反対協議会海上行動チームが午前9時半頃から船やカヌーで抗議活動を実施している。ガット船が台船に近づくと、カヌー5隻がガット船の動きを止めようと、臨時制限区域を囲うフロート(浮具)の内側に入り、海上保安庁に阻止された。(武井悠)