【辺野古問題取材班】沖縄県の米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で沖縄防衛局は6日、辺野古崎付近の新たな護岸K5の造成に着手した。防衛省によると午前9時ごろ、護岸を構成するための石材を投入し始めた。
海上抗議行動を実施したヘリ基地反対協議会海上行動チームによると、午前9時ごろ、クレーンで石材を投入する様子が確認された。K5護岸の予定地付近ではこれまでに消波ブロックが撤去されるなど着工に向けた準備が進んでいた。
同日、海上抗議に参加した名護市の男性(75)は「もううんざりだよね」と声を落とすも「でも抗議を続けるしかない。抗議をやめるという選択肢はない」と話した。(金城大樹、明真南斗)
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