【北谷】国際女性デーの8日、沖縄県の北谷町議会(仲地泰夫議長)の3月定例会本会議で、町議や町執行部らが、シンボルフラワーのミモザにちなんだ黄色のコサージュや洋服を身につけて臨んだ。
今回の取り組みは北谷町議会で初とみられる。女性議員の有志らが着用を呼びかけた。
北谷町議会は議員定数19人中、女性議員が7人で、女性議員の割合は県内最多の36.8%だ。
呼びかけた1人の仲宗根由美議員は「男性向けに作られた社会の中で、女性が適応するには男性の何倍も努力する必要がある。その現状を私たちの世代で終わらせるため、お互いの力を発揮していきたい」と話した。(石井恵理菜)