沖縄県の玉城デニー知事は11日、昨年11月に鹿児島県・屋久島沖で起きた米軍の墜落事故の後、全世界で運用を停止していた垂直離着陸輸送機V22オスプレイについて、在日米軍と防衛省が運用停止措置を解除すると発表したことについて「整備の点検内容(の見直し)や回数を増やすというマニュアルの改定だけで終わってしまっている。それでは根本的な問題解決にならない」と指摘した。「オスプレイは欠陥品。配備の撤回を沖縄県としては求めていきたい」と話した。
県によると、防衛省から県への説明については日程などを調整中という。(沖田有吾)