【八重瀬】八重瀬町立中央図書館近くの民家の塀越しにこのほど、赤いハイビスカスが咲いていた。そのうちの一つの花が2段重ねに見えたので近づいて見ると雄しべが花弁に変化して咲いていた。
これはフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)を母種として作出された「レッドフラミンゴ」という園芸品種。フウリンブッソウゲの形質を受け継ぎ、雄しべが花弁化して2段に咲いているような姿を見せるのが特徴だ。花の中央にある花柱の先端に、八重咲きするもう1つの花が付いて、変わり咲きする花姿をしている。見る人を立ち止まらせる魅力をもっている品種だ。
(喜屋武幸弘通信員)