3日午後8時45分ごろ、「喜屋武岬付近をフライト中、緑色のレーザーを照射された」と那覇空港事務所から豊見城署に110番通報があった。糸満市の喜屋武岬付近の上空を飛行していた琉球エアーコミューター(RAC)の旅客機にレーザー光線のような光が照射された。
操縦していた機長らにけがなどはなく、旅客機は予定通り那覇空港に着陸した。糸満署は威力業務妨害容疑などを視野に調べを進めている。
那覇空港事務所によると、光が照射されたのは宮古発那覇行きRAC804便。那覇空港から15キロ南の喜屋武岬の西側上空で、高度約600メートルを飛行中に照射された。同機は空港への着陸前の最終進入体制に入っていたという。着陸後、機長から管制官に通報があった。同機には乗員3人含む24人が搭乗していた。乗員乗客にけがなどはない。
通報を受け、糸満署の署員が喜屋武岬周辺を調べたが、不審な人物などは見つからなかったという。