八重山署は7日、石垣市の50代男性のパソコン画面にコンピューターウイルスに感染していると表示させ、ウイルス対策ソフトの設定名目で、電子ギフトカード40万円相当をだまし取る特殊詐欺(架空料金請求)事件が発生したと発表した。
署によると、10月29日、男性のパソコンにウイルス感染の警告と問い合わせ先が表示された。男性が問い合わせ先に連絡すると、実在するパソコン関連会社の社員を名乗る男が「ウイルス対策ソフトを入れた方が良い。後日全額返金するからアップルギフトカードを買ってほしい」と求めた。
男性は男の指示を受けて複数回にわたってアップルギフトカード合計7枚をコンビニエンスストアで購入し、利用権コードを男に伝えた。