有料

「次は優秀賞目指す」ロサンゼルス生まれの安次富さん 琉球舞踊、趣味から情熱へ アメリカ


「次は優秀賞目指す」ロサンゼルス生まれの安次富さん 琉球舞踊、趣味から情熱へ アメリカ 第41回親睦演芸会育英奨学金受賞証書を片手にほほ笑む安次富ステファニー美代さん=10月8日、ロサンゼルス市リトル東京アラタニ劇場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 安次富ステファニー美代さんはロサンゼルス生まれの21歳。父は金武町出身、母は竹富町波照間出身。母が習っている琉球舞踊教室について行って4歳から舞踊を習い始めた。「趣味の一環として始めたが、知らぬうちに情熱に変わってきた」と振り返る。

 与那嶺恵子師匠とジョセフ・ジョーンズ師匠の下で琉球芸能を学び、2021年には琉球新報が主催する琉球古典芸能コンクールで舞踊新人部門の審査に合格した。「次のステップの優秀賞を目指して練習中だ」とほほ笑む。小さい子供たちには琉球舞踊について教えている。

 今年10月8日、南加県人会協議会主催の第41回親睦演芸会育英奨学資金を、沖縄県人会の推薦で受賞した。現在はキャルポリ大学ポモナ校の4年生。カリフォルニア州で学校の先生になるために勉強に励んでいる。

(当銘貞夫ロサンゼルス通信員)