沖縄県は、若年妊産婦を取り巻く現状や課題を議論し、支援の在り方を考えるシンポジウム「10代の妊娠・出産・子育てvol.2~若年出産のリアルと医療現場からみえること」を30日午後1時半~4時半、那覇市の県立博物館・美術館講堂で開く。入場無料。オンライン配信もある。参加申し込みは27日まで。
県の本年度若年妊産婦支援促進事業を受託する一般社団法人あるなどが実施した医療機関や当事者への調査結果を報告する。
精神科医の白川美也子さん、若年出産の当事者調査を行うフィールドワーカーの武輪敬心さん、県立中部病院婦人科部長の三浦耕子さんが登壇し、若年妊産婦に必要な支援をテーマに議論する。琉球大の本村真教授がファシリテーターを務める。
「ある」の理事の眞喜志陽子さんは「少しの心遣いで若年出産を経験した彼女たちの自立をサポートできると知ってほしい」と呼びかけた。
問い合わせは一般社団法人ある、電話090(4678)2663。