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朝日、読売…在京5紙はどう報じた? 辺野古代執行訴訟の高裁判決


朝日、読売…在京5紙はどう報じた? 辺野古代執行訴訟の高裁判決 代執行訴訟の判決を1面などで伝える在京紙
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【東京】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事を巡る代執行訴訟の判決から一夜明けた21日、在京紙は、判決結果を1面などで報じた。国の訴えを認めた司法判断について社説で取り上げた新聞もあった。

 朝日、読売、毎日、東京、産経の5紙が1面で報じた。毎日新聞は1面トップで「辺野古 国の代執行可能に」と見出しを載せ、総合面、社会面で裁判の経緯を詳しく報じた。

 朝日新聞は1面で「辺野古代執行 沖縄県敗訴」とし、総合面で「沖縄の民意より国の『公益』」と見出しを付けた。社説でも判決を批判的に論じた。産経新聞は社説で「知事は敗訴を受け入れよ」との見出しを掲げた。

 在京3紙がいずれも県側の「敗訴」と伝えるなか、読売新聞は1面で「辺野古代執行 国が勝訴」と見出しを付けた。総合面では「政府、早期移設目指す」とし、「来年1月にも埋め立て区域北側の工事に着手する」と判決後の流れを報じた。 (安里洋輔)