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「最後まで不承認を貫いて」知事にエール うるま島ぐるみ、那覇で集会 辺野古訴訟で県の敗訴受け


「最後まで不承認を貫いて」知事にエール うるま島ぐるみ、那覇で集会 辺野古訴訟で県の敗訴受け
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 名護市辺野古の新基地建設を巡る訴訟の最高裁判決で県の敗訴が確定したことを受け、建設に反対するうるま市島ぐるみ会議が12日、那覇市の県民広場で集会を開いた。同会議メンバーや平和団体関係者ら約100人が参加。最高裁判決に抗議の声を上げ、玉城デニー知事は国に対して毅然(きぜん)とした対応を貫いてほしいとエールを送った。

 主催者を代表し、同会議の宮城英和事務局長は「裁判の結果を知事は認めてはいけない。最後の最後まで設計変更申請の不承認を貫くよう頑張ってほしい」とあいさつ。参加者らは「知事頑張れ」「決して諦めない」などシュプレヒコールを上げ、知事を支えることを確認した。

 那覇市の男性(67)は「政府に追従し、沖縄の民意を無視した最高裁判決はおかしい。知事は決して諦めないでほしい」と語った。

 (玉寄光太、渡真利優人)