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「大麻グミ」ネット販売は完売状態 販売停止命令後も店舗では商品陳列 沖縄 国際通り


「大麻グミ」ネット販売は完売状態 販売停止命令後も店舗では商品陳列 沖縄 国際通り 沖縄麻薬取締支所の立ち入り検査が入るHHCHを含むグミなどを販売する店舗=21日、那覇市の国際通り(写真を一部加工しています)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 「大麻グミ」(通称)などを販売し、21日に立ち入り検査を受けた那覇市の国際通りに面する販売店。大麻由来の成分に似た合成化合物「HHCH」の含有を表記した商品を対象に徳島県にある本店が販売等停止命令を受け、21日以降は国際通りの店舗を含む傘下の店舗で販売などが停止されていたにもかかわらず、琉球新報の記者が同日午後1時前に同店を訪れた際、陳列棚に販売停止対象の大麻グミの陳列を確認し、購入することができた。販売停止等の説明はなかった。

 九州厚生局沖縄麻薬取締支所によると、立ち入り検査で販売等停止命令の該当商品18品目のうち14品目が店舗で確認された。

 販売店の従業員によると、グミ以外にもクッキーや吸引タイプのリキッドなどHHCHを含む商品を複数点販売していて、全国メディア等でHHCHを含む商品の健康被害を取り上げる一連の報道などで、同店では購入希望者が増加し、ネット販売は完売状態だという。女性店員は「全店即完(売)状態でやばい。(大麻グミは)ひとつ食べると高揚したような感覚が数時間続く。食べるタイプは特に効果が強い」と話した。多量の摂取や摂取方法によっては、気分不良などを引き起こす要因になる可能性もあるという。