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久辺3区の区長「住民影響ないように」 着工に冷静な受け止め


久辺3区の区長「住民影響ないように」 着工に冷静な受け止め 台船上から大浦湾側に石材の投下作業をする重機=10日午後2時16分、名護市(ジャン松元撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 金城 大樹

【名護】国が大浦湾側の工事に着手したことについて、名護市の久辺3区(辺野古、豊原、久志)の区長らは「これまでとあまり変わらない」と、冷静に受け止めた。
 辺野古区の島袋茂区長は「どういう工事になるかは、これまでに防衛局から説明があった」とし、「今後も区民らの迷惑にならないようにやってほしい」と話した。
 豊原区の宮城直美区長は「いろいろな面で、久辺3区周辺の住民の暮らしに影響が出ないようにしてほしい」と話した。
 久志区の安里秋男区長職務代行は「(代執行以降に)大きな動きはあまり見えなかった。今日着手するとは知らなかったので驚いた。今までとは変わりなく、国と県の様子を見ていくしかない」と話した。 (金城大樹)