収入「15万円未満」が6割　非正規が過半数、正社員でも低収入の理由は？　ひとり親アンケート調査

　仕事の雇用形態を問う設問では、正社員と回答したのは24・5％（49人）にとどまり、非正規雇用が計57・5％（115人）を占めた。さらに、月収（2023年11月時点）を聞く設問では額面で12万5千～15万円の18％が最も多く、10万～12万5千円（15・5％）、15万～17万5千円（同）、7万5千～10万円（9％）と続いた。15万円未満が約6割に上った。

　しんぐるまざあず・ふぉーらむ沖縄は、ひとり親は正社員の中でも、子どもの世話で勤務時間に制約があり、収入が低い傾向があるのではないかと指摘する。

　雇用形態は、非正規雇用の中でも、パート・アルバイトが32％（64人）と最も多く、次いで派遣・契約社員19・5％（39人）、臨時・非常勤職員6％（12人）の順だった。自営業は7％（14人）、「仕事をしていない」と答えたのは、11％（22人）だった。　（古堅一樹）