文化芸術の担い手たちがハラスメントなどに苦しんでいる問題で、実態調査をした那覇文化芸術劇場なはーとが6月、ハラスメント防止などをテーマにした人材育成のワークショップを開く。芸術分野全般に応用できる内容で、幅広い参加を呼びかけている。
ワークショップは6月10~12日の3日間、那覇市久茂地のなはーと大スタジオで行う。講師は、舞台芸術の人材育成や労働環境整備を支援するNPO法人「Explat」の植松侑子理事長が務める。参加費は無料。
特に2日目の6月11日午後6時からは「ハラスメント防止講習会」として、価値観や考え方が異なる他者と協働するときの気持ちの良いコミュニケーションに必要なポイントや考え方を学ぶ。
なはーとでは長期公演の演劇を中心に「ハラスメント防止ポリシー」を作りルールを共有する取り組みを支援している。
参加には事前の申し込みが必要。申し込み・問い合わせは、電話:098(861)7810(午前10時~午後7時)、メール:kikaku-nahart@city.naha.lg.jp
(南彰)