復帰」52年を問う道ジュネー(主催『5・15復帰』を問う沖縄行動)が15日、那覇市の国際通りで開かれた。牧志公園で集会を開いた後、県庁前までデモ行進した。
40人以上が参加し、「辺野古の海をつぶすな」「軍事要塞(ようさい)化を許さない」などとシュプレヒコールを上げながら歩いた。集会ではフォークシンガーのまよなかしんやさんとブルースシンガーの知念良吉さんが演奏した。
集会であいさつした與那嶺貞子さん(67)=那覇市=は「軍事要塞化が加速しているが、軍隊は住民を守らない。平和外交が求められている」と訴えた。
通りすがりで友人2人と参加した男子高校生(16)は「沖縄に占める基地の割合が大きい。ひどいなと思う」と話した。
(中村優希)