ヤミ金グループの拠点として使用か 居住を装い賃貸権詐欺の疑いで男を逮捕 沖縄県警


ヤミ金グループの拠点として使用か 居住を装い賃貸権詐欺の疑いで男を逮捕 沖縄県警
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 県内に活動拠点を置くヤミ金グループが摘発された事件で、県警合同捜査本部は22日、実際にはグループの事務所として使用する意図がありながら、自身が居住するように装い県内の物件の賃貸権を得ていたとして、詐欺容疑でうるま市石川伊波の建築作業員の男(34)を逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。男とグループとのつながりなどについて詳しく調べている

 逮捕容疑は2022年7月8日、県内にある物件に自身が居住するように装い、物件を管理する本島中部の不動産会社に賃貸借契約書を提出し、同社社員を誤信させ不正に賃貸権を取得した疑い。
 県警は不特定多数の人が出入りしている物件を確認した際は、警察署に情報提供するよう呼びかけている。グループの指示役2人は東南アジア方面に滞在しているとみられ、国際手配も検討しているという。