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「僅差忘れず、市民のために全力」 當銘さん、2期目に意欲 糸満市長選


「僅差忘れず、市民のために全力」 當銘さん、2期目に意欲 糸満市長選 2期目の当選を確実にし万歳する當銘真栄氏(中央)=16日午後11時47分ごろ、糸満市の武富公民館(喜瀨守昭撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 岩切 美穂

 【糸満】16日の糸満市長選で、立候補者4人の激しい選挙戦を制した現職の當銘真栄さん(58)は、再選を決めた瞬間、地元の武富公民館に詰め掛けた支持者らとがっちりと抱き合って喜び合った。会場は割れんばかりの拍手と指笛、歓声に包まれた。

 午後11時38分、150票差での当選確実が伝わると、當銘さんが妻の克子さん(56)と共に同公民館に現れた。當銘さんは「シンエイ」コールが響く中、支持者とハイタッチし力強くガッツポーズ。深々と頭を下げて「支えてくれた皆さんのおかげ」と感謝した。

 対立候補が激しく追い上げる中、再選をもぎ取った當銘さんは「本当に厳しく苦しい選挙だった」と振り返り、「1期4年やってきたことを多くの市民が認めてくれた。僅差ということも忘れず、市のため全力で取り組んでいく」と述べた。支持者らとカチャーシーを踊り、喜び合った。

(岩切美穂)