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東京でも集会 「性暴力の隠ぺい許さない」 沖縄で米兵性的暴行続発、抗議の声広がる


東京でも集会 「性暴力の隠ぺい許さない」 沖縄で米兵性的暴行続発、抗議の声広がる 米兵による性的暴行続発に抗議する参加者たち=2日夕、東京都の外務省正門前
この記事を書いた人 Avatar photo 明 真南斗

 米兵による性的暴行続発を受け、東京都の外務省正門前でも2日、市民らが抗議した。

 呼びかけ団体の発表によると、参加者は約350人。「性暴力の隠ぺいを許さない」と声をそろえた。「国家安全保障を優先して軍人による性暴力を不可視化し、過小評価し、許容してきた日米両政府に強く抗議する」とする緊急声明を採択した。

 性暴力被害の当事者で、被害者支援などを担うプロジェクト「プレイズ・ザ・ブレイブ」の代表を務める八幡真弓さん(46)は、マイクを握り「全ての関係機関が、沖縄にある性暴力に誠実に向き合ってくれることを真剣に願っている」と語った。

 緊急声明では、事件が長く公表されなかったことについて「政府が『被害者のプライバシー』を盾に必要な情報を隠ぺいすることは許されない」と指摘した。全国の約120団体が今回の抗議行動を呼びかけた。 

(明真南斗)