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名護市安和のダンプ事故、市民団体が現場検証 沖縄


名護市安和のダンプ事故、市民団体が現場検証 沖縄 警備員男性と抗議活動中の女性がダンプカーに衝突した事故で、現場検証をする沖縄平和市民連絡会のメンバー=6日、名護市の安和桟橋前
この記事を書いた人 Avatar photo 南 彰

 名護市辺野古の新基地建設に使用される土砂を搬出している同市の安和桟橋前で、警備員男性と抗議活動中の女性がダンプカーに衝突して死傷した事故で、沖縄平和市民連絡会は6日、弁護士3人の立ち会いの下、独自の現場検証を実施した。

 ネット上などで「反対派がダンプカーが動いているところに飛び出した」といった情報が飛び交っているため、事故の原因を確認することが目的。現場の状況を確認し、抗議活動のメンバーが当時いたのは、桟橋と国道をつなぐ車両乗り入れ部で、「歩道」部分だという認識も確認した。

 また、この日、辺野古で行われた集会では、事故に遭った女性の姉が「重傷ではなく重体だった。大量の内出血で命の危険があった。5日に8カ所の骨折の手術をし、10時間かかったが、無事に終わった」と報告した。

(南彰)