「美ら海のように美しく」 全国高校総合文化祭が岐阜市で開幕 沖縄県代表も決意表明


「美ら海のように美しく」 全国高校総合文化祭が岐阜市で開幕 沖縄県代表も決意表明 沖縄県代表として総合開会式に参加し、大会の意気込みを語る南部工業3年の島袋航さん=31日午後、岐阜市の長良川国際会議場
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 【岐阜で高橋夏帆】第48回全国高校総合文化祭の総合開会式が31日、岐阜市の長良川国際会議場で開かれ、高校生による6日間の芸術文化の祭典が幕を開けた。開会式で47都道府県の代表が1人ずつ決意表明し、沖縄県代表を務めた南部工業3年の島袋(しまぶく)航さん(美術・工芸部門)は「美ら海のように美しく輝きます」と宣言した。

 開会式は3部構成。島袋さんは、第1部の「式典」で各都道府県代表の生徒らと会場に入場。宮古島市で撮影された浜辺の写真が映し出されたスクリーンの前で意気込みを語った。

 全国高文祭に沖縄県内からは15部門に252人が参加する。初日は美術・工芸部門、写真部門、書道部門、文芸部門の作品展示も始まった。

 8月1日は、将棋部門の予選で男子団体に首里、女子団体に八重山、男子個人に開邦3年の金城拓聖さんと那覇国際2年の邊士名朝陽さん、女子個人に北山2年の宮里空美さんと興南2年の上原愛子さんが出場する。小倉百人一首かるた部門の予選リーグには、那覇国際、宮古、開邦からなる合同チーム、弁論部門の発表に豊見城3年の上間真奈美さんと前原3年の名嘉九野さんが出場する予定。