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カナチ棒に園児ら歓声 4日に与那原大綱曳 東西のガーエー、道ジュネーも 沖縄


カナチ棒に園児ら歓声 4日に与那原大綱曳 東西のガーエー、道ジュネーも 沖縄 汚れを落としたカナチ棒を触り、記念撮影する園児ら=1日、与那原町の親川広場
この記事を書いた人 Avatar photo 田中 芳

 4日に実施される与那原大綱曳に向けて準備が着々と進められている。1日、東西の大綱に差し込むカナチ棒が、同町与那原の親川広場の保管槽から取り出された。汚れを落として大綱曳当日までに乾燥させる。本番3日前の行事で、町内から3カ所の保育園の園児や職員が見学した。

 カナチ棒はひび割れ防止のため、普段は水の中に保管されている。ガーエーと本戦となる1回目の大綱曳に使うメインのカナチ棒と、2回目の勝負で使うカナチ棒2本を準備。大綱曳実行委員会カナチ棒係長の山城康樹さん(52)は「カナチ棒を出した時から緊張感が高まってくる」と話す。

 園児らは、保管槽に収められたカナチ棒をのぞいたり、きれいに洗ったカナチ棒に手を触れ、においをかいだりして最後に記念撮影した。大綱曳は4日午後5時から町与那原の御殿山青少年広場で開催する。大綱曳の前には東西のガーエー、道ジュネーも行われる。 

(田中芳)