沖国大ヘリ墜落20年、11日にシンポジウム 当時の市職員、記者らが登壇 沖国大で開催 宜野湾 沖縄


沖国大ヘリ墜落20年、11日にシンポジウム 当時の市職員、記者らが登壇 沖国大で開催 宜野湾 沖縄 シンポジウムへの参加を呼び掛ける第3次普天間爆音訴訟団の玉元一恵事務局長(左)と新垣清涼団長=29日、宜野湾市
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 第3次普天間爆音訴訟団(新垣清涼団長)は、沖縄国際大への米軍ヘリ墜落事故から13日で20年の節目を迎えることを踏まえ、11日午後2時から同大3号館でシンポジウム「沖縄国際大ヘリ墜落から20年を振りかえる」を開催する。当時宜野湾市長だった伊波洋一参院議員が基調講演を行い、パネリストとして当時事故対応をした市職員や現場を取材した記者らが登壇する。

 パネリストは琉球新報中部報道グループの石井恭子グループ長や沖縄タイムスの黒島美奈子論説副委員長、当時市基地政策部長だった比嘉博さん、事故現場に居合わせたモバイルプリンスさん、市民団体「♯コドソラ」代表の与那城千恵美さんの5人。コーディネーターは普天間爆音の玉元一恵事務局長が務める。

 玉元事務局長は「当時と今、米軍機の事故に巻き込まれる危険性は変わったのか。何が起きたかを考える機会にしたい」と述べ、多くの参加を呼びかけた。事前申込者には会場で3歳以上の子どもの預かり保育も可能となる。