沖縄県八重瀬町の資材置き場で8月、県外の20代男性をコンテナ内に監禁したとして監禁容疑で指定暴力団旭琉会の構成員ら男7人が逮捕された事件で、県警特別捜査本部は10日、新たに住所不詳の同会二代目沖島一家構成員の男(23)を逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。
事件を巡っては、那覇市松山のカジノ店から500万円を脅し取ったとして県警は5日、監禁の被害者とされる男性を含む男3人を恐喝容疑で逮捕した。捜査関係者などによると、カジノ店は違法な闇カジノとみられ、構成員らは店の用心棒を請け負っていた可能性がある。店で発生した恐喝を巡り、監禁事件に発展したとみられる。