【中部】沖縄市が市池原の倉敷ダム近くに建設を予定している新たな公営火葬場について、同市と北中城村、宜野湾市、北谷町の4市町村で広域整備を推進するとした覚書を7月29日に締結していたことが分かった。12日の北中城村議会一般質問で比嘉義弘氏の質問に村が答えた。
施設の予定地は沖縄市池原のままで、負担金や設計に関しては今後協議を進めていくという。
8月6日には、4市町村の首長と代理者らが防衛省を訪れ、財政的支援について要請していた。
沖縄市は6月に同施設の基本設計を終えている。また覚書締決前の市議会6月定例会で、本年度は用地周辺の生活環境調査を実施しており、その後実施設計や本体工事を経て、2026年度に供用開始を予定していると説明していた。 (福田修平)