石川署は17日、宜野座村と恩納村で役場職員や団体職員などをかたる人物が還付金や払戻金があると持ち掛け、被害者宅を訪れてその手続きを名目にキャッシュカードをだまし取る特殊詐欺(預貯金詐欺)事件が13日に2件発生したと発表した。
宜野座村では同日、同じ手口でカードをだまし取ろうとする未遂事件も1件確認された。県内各地で同様の特殊詐欺事件が相次いでいるとして県警が注意を呼びかけている。
被害者は70代と80代の女性。キャッシュカードをだまし取られたが、暗証番号は伝えなかったことなどから出金被害はなかった。
県警は「保険料や年金を返還するなどという電話があった際は、すぐに家族や友人、警察に相談して」としている。