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辺野古埋め立て用土砂、奄美で調査を開始 防衛局が使用検討 沖縄


辺野古埋め立て用土砂、奄美で調査を開始 防衛局が使用検討 沖縄 沖縄防衛局(資料写真)
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 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関連し、沖縄防衛局が埋め立て工事用土砂の確保に向けた現地調査を鹿児島県・奄美大島で開始していたことが18日、同局への取材で分かった。

 具体的な調査先や期間について、担当者は「回答を差し控える」とした。

 鹿児島県によると、現地調査では、土砂に外来生物が混入していないかなどについて、土砂調達の受注業者が確認したとみられる。

 現在、埋め立てには沖縄県内の土砂が使われているが、不足しつつあり、新調達先の確保が課題となっている。防衛省が8月、奄美大島の自治体などに計画を説明した。2025年中にも沖縄県に搬入する方針。